SAW / AR の作法

── Syntactic Askew Way / Absolute Relativity

SAW / AR は、理論ではあるが、それ以前に 作法(manner) である。

それは、世界をどう説明するかではなく、世界とどう向き合うかの取り決めである。


Absolute Relativity(絶対相対性)とは何か

Absolute Relativity(絶対相対性) とは、関係(relation)が

更新され続けることで、特権的な原点や基準系を仮定することなく、相対的遅延(lag)を必然的に生成するための最小条件である。

それは新しい力ではない。新しい実体でもない。新しい場を導入するものでもない。

ただ、

関係は、同時には更新されない

という一点を、最後まで捨てないという作法である。


SAW / AR の作法(決定版)


1. 世界を閉じない

SAW / AR は、説明によって世界を完結させない。

説明が閉じた瞬間、生成もまた閉じる。


2. 完全同期を前提にしない

SAW / AR は、同時性・一斉更新・完全一致を仮定しない。

世界は、完全には同期しない。
この一点だけを、前提とする。


3. ズレを排除しない

定義の揺れ、解釈の違い、理解の遅れをエラーとして扱わない。

ズレは失敗ではない。
生成の最小単位である。


4. 未決定を欠陥とみなさない

まだ書かれていないこと、いま説明できないこと、あえて定義しないことを許容する。

未決定は空白ではなく、余白である。


5. 破綻を隠さない

うまくいかない場合、適用できない範囲、説明が破れる地点を残す。

破綻は失敗ではない。
次の生成の入口である。


6. 力・場・実体を増やして説明を閉じない

便利な語を足して 理解した気にならない。

説明が楽になる方向には、進まない。


7. 数式を意味の代理にしない

数式は構文であり、沈黙の免罪符ではない。

数式で語った瞬間に、意味が消えることを警戒する。


8. 観測・身体・装置を切り離さない

観測は後付けではない。
身体は誤差ではない。

人間は、構文の外に立つ存在ではない。


9. 既存理論と競わない

SAW / AR は、既存理論を否定しない。

勝敗を競わず、置換を目的としない。

複数の構文が併存してよい。


10. 更新不能な定義を固定しない

完成宣言をしない。
最終理論を名乗らない。

更新できない理論は、すでに世界から遅れている。


補足

正しさは保証しない。
更新可能性だけを保持する。


結語

SAW / AR は、正しい答えを与えない。

代わりに、問いが生き続ける作法を与える。

世界は同期しない。
それでも、生成は続く。

それで十分である。


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EgQE — Echo-Genesis Qualia Engine
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