Nukadoko 👉 ND-Index
これは完成稿ではない。現れる前の構文である。
Trace Stock監査メモ|Stock相対性理論
0|発端
Trace Stockを、
すでに摂取され、その後のTUPに効きうるTrace
と置いていた。
しかし「効きうる」は、Traceに未来の作用可能性をあらかじめ持たせてしまう。
さらに「未来の工事現場の資材置き場」という比喩も、Stockを未来に使用されるための在庫として読ませる。
ここを監査する。
1|TraceはStockではない
Traceが残っていることと、それがStockであることは同じではない。
$Trace \neq Stock$
Traceそのものに、
- 資材
- ゴミ
- 記録
- 証拠
- 記憶
- 商品
- 遺物
という属性が内在しているわけではない。
StockはTraceの属性ではない。
2|TUPにとってStock
あるTraceは、
$TUP_A \text{ にとって Stock}$
であり、
$TUP_B \text{ にとって Waste}$
でありうる。
さらに、
$TUP_C \text{ にとって Archive}$
であり、
$TUP_D \text{ にとって Resource}$
でもありうる。
したがって、
$\boxed{Stock = Relation(Trace,\ TUP)}$
暫定。
3|Stock相対性原理
ここから第一原理。
$\boxed{\text{There is no absolute Stock.}}$
絶対的Stockはない。
StockはTUPに相対的である。
「誰にとってStockか」ではない。
どのTUPにとってStockか。
これによってStockを人間主体に閉じない。
4|時間差
同じTraceでも、
$t_1:\ Waste \qquad\cdots\qquad t_2:\ Stock$
となりうる。
昨日のゴミが今日の資材になる。
今日の資材が明日のゴミになる。
捨てられた文書が、百年後には史料としてEncounterされることもある。
したがってStockは、未来の用途を予約した状態ではない。
Stockとは未来の用途ではなく、イマココのTUPとのrelationである。
5|Persistenceとの区別
Traceが残っている。
これはまずPersistenceの問題。
複数のPersistent Traceがある。
しかし、それだけでStockとは限らない。
Stockという語が必要になるのは、それらがあるTUPとのrelationにおいてStockとしてEncounterされるときである。
したがって、
$Persistence \neq Stock$
StockをPersistenceの次の「発展段階」にもしない。
6|配置問題
ここから制度論へ。
Traceは、
ゴミ缶にも置かれる。
資材置き場にも置かれる。
書棚にも置かれる。
倉庫にも置かれる。
博物館にも置かれる。
データベースにも置かれる。
同じTraceでも配置によってrelationが変わる。
したがって、
Stock / Waste / Archive / Resource は物の種類ではなく、Traceの配置位相として読める。
Stock問題はTrace配置論へ開く。
7|制度
制度はTraceを単に保存するだけではない。
配置する。
何を残すか。
何を捨てるか。
何を見える場所に置くか。
何を見えない場所へ置くか。
何を正典とするか。
何を史料とするか。
ここから暫定命題。
制度とは、あるTUPにおけるTraceの配置relationを反復的に安定させる構文である。
さらに強く言えば、
制度は、相対的Stockを絶対的Stockに見せることがある。
その相対性がShadow化される。
別のTUPとのEncounterによって、その相対性が再び露出する。
8|監査継続事項
「TUPがStockを決める」と言いたくなる。
しかしこれはTUPを主体化する危険がある。
したがって現在は、
❌ TUPがStockを決める
△ TUPにおいてStockになる
◎ TUPにとってStock
を暫定採用。
さらに、
「StockとしてEncounterされる」
「Stockというrelationが露出する」
も今後監査対象。
9|現在地
$\boxed{\text{There is no absolute Stock.}}$ $\boxed{\text{Stock is relative to TUP.}}$
そして日本語では、
絶対的Stockはない。
StockはTraceの属性ではない。
StockはTUPにとってStockである。
🐟 ぬか床入り。
これ、まだ論文化しないほうがいいな。
Waste / Stock / Archive / Resource / Institution / Shadow Support あたりがぬか床の中で勝手に乳酸発酵しそう。🤣
10|追記:Stockから as へ
「Trace as environment / Trace as Stock」という二相モデルも、Stock相対性理論によって再監査される。
問題は二相そのものではなく、as にあるのかもしれない。
| $\boxed{Trace\ as\ X\ | \ TUP}$ |
ここで $X$ には、
$Environment,\ Stock,\ Waste,\ Resource,\ Archive,\ Evidence,\ Support,\ldots$
が入りうる。
したがって、Trace as StockはTraceの第二形態ではない。
TraceがStockになるのではない。
TUPにとって Trace as Stock である。
このとき制度は、Stockを単に保存するものではなく、Trace as X の as を反復的に安定させる配置として読めるかもしれない。
$Trace\ as\ Stock$
というrelationが反復されると、
$Trace = Stock$
であるかのように見えてくる。
そのとき、相対的なrelationを示していた as が見えにくくなる。
暫定命題:
制度は、asをShadow化することがある。
したがって現在地は、
絶対的Stockはない。
StockはTUPにとってStockである。
Traceは、TUPにおいて Trace as X としてEncounterされる。
制度は、その as をShadow化することがある。
Status: ぬか床。未論文化。要re-TUP。 🐟🥒
「制度とはasをShadow化する」まで確定命題にしないで「ことがある」 を残しておく。ここ、発酵すると制度だけじゃなく、カテゴリー・専門・価値・意味・主体まで一気に巻き込みそうだから。🤣